損益分岐点よりも大事な数字

あなたはお店の損益分岐点を知っていますか?


損益分岐点とは(BEP : break-even point)とは、

係る費用を収益でカバーできて損益が「0」になって

これ以降は利益が出るという売上高のことを言います


ちなみに計算方法は

損益分岐点売上高=固定費÷{(売上高−変動費)÷売上高}です


損益分岐点を知って最低でも確保しなければならない売上が理解でき、

この数字を元に経営方針の見直しもできるわけですが・・・


それよりも大事な数字があります。

それは撤退・引き際の数字です


撤退・引き際の数字とは何なのか?

それはお店の貯金、簡単にいうと資本金です

誰でもなるべくお店を続けていきたいと思っているのが普通の考えですが

この撤退・引き際を考えておかなければ、傷を深めるだけ深めて終わるのが関の山です


よくテレビや本で取り上げられる飲食店の復活物語がありますが、

これは珍しいから取り上げられているだけです。

珍しくなければ普通のことなので取り上げられることはありません


ほとんどが傷を深めるだけ深めて撤退しているのが現実です

傷口が狭ければやり直すこともできますし

余計な借金を増やすこともありません


資本金がいくらになったら撤退すると決めておきましょう


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